最初に飼育するハムスターは、ゴールデンハムスターかジャンガリアンハムスターのどちらかをお迎えすることが多いと思います(キンクマハムスターはゴールデンハムスターの仲間です)。
我が家では、ゴールデンハムスターのオス「せんぱい」とジャンガリアンハムスターのオス「はむきち」の両方を飼育しておりますが、同じハムスターではありますが、違いも随分と感じます。
この記事では、これからハムスターを迎えるにあたりハムスターの種類を悩まれている方向けに、ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターの違いをお伝えいたします。一般的な違いと、我が家の場合は実際どうかの両方をお伝えできればと思います。
なお、ロボロフスキーハムスターは初心者向けではないとされていまして、今回は比較の対象にしておりません。
ゴールデンとジャンガリアンの違い
ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターどちらも同じくらい人に懐きやすいハムスターで、同じくらい飼いやすいです。
ただ、性格の傾向に違いがあり、ゴールデンは温厚でおっとり、ジャンガリアンは個性豊かな性格です。もちろん個体差はありますが。このあたりの好みで選ぶのもよいかと思います。
また、飼育して感じる違いに、必要なケージの大きさの違いがあります。ゴールデンには大きなケージが必要なので、掃除がやや大変に感じます。
その他、餌の量がゴールデンの方が倍以上必要ですので、餌代が倍以上違うことになります。ただ、もともと少量なので、私は気にするほどでもないかなと思っています。
生体の基本情報
ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターの基本的な情報の比較です。
ゴールデンハムスター | ジャンガリアンハムスター | |
標準和名 | ゴールデンハムスター | ヒメキヌゲネズミ(姫絹毛鼠) |
別名 | シリアンハムスター | ロシアンハムスター、シベリアンハムスター、 ウインターホワイト |
原産地 | 小アジア〜シリア、レバノン、イスラエル | カザフスタン共和国およびシベリア南西部 |
全長 | オス 約18.2cm メス 約19.2cm | 7.0~11.3cm (オスのほうがやや大きい) |
体重 | オス 約85~130g メス 約95~150g | オス 約35~45g メス 約30~40g |
性成熟 | オス 7~8週 メス 6~7週 | オスメス共に約60日 |
性周期 | 4日 | 4~5日 |
妊娠期間 | 約16日 | 約18~30日(3週間くらい) |
産子数 | 4~17匹 | 1~9匹(平均5匹) |
離乳期間 | 3週間 | 約3週間 |
寿命 | 2~3年半 | 2~2年半 |
ちなみに我が家のハムスターの体重は、ゴールデン:110g、ジャンガリアン:48gです。ジャンガリアンの方は平均と比較するとやや大きめ(太め)ですね。


性格
どちらも人に慣れやすいハムスターでして、初めてにおすすめです。
ゴールデンハムスター
性格は臆病ですが温厚で、おっとりした子が多く、人に慣れやすいです。そのため、ハムスター飼育初心者におすすめです。オスよりもメスの方が大きくて強く、気が荒いです。
縄張り意識が強く、もし自分のテリトリーに他のハムスターが侵入してきた場合、激しく攻撃します。
とても頭がよく、人間の1歳児くらいの学習能力があると言われております。
ジャンガリアンハムスター
人に慣れやすく、おっとりした性格です。小型のハムスターの中では、もっとも飼いやすい種類です。初めてハムスターを飼う、初心者に向いています。
ただし、他のハムスターに比べて性格の個体差が激しく、個性が多彩です。なかには、人になつきにくかったり、噛んでくるような気の強いジャンガリアンもいます。
メスのほうが神経質と言われています。
我が家の場合
どちらも人慣れしていますが、ゴールデンハムスターの方が、慣れていると思います。手を出すと、ゴールデンの方は手に乗ってくることが多いです。ジャンガリアンは気分屋なのか、乗ってくるときと乗ってこないときが半々くらいです。
性格は、ゴールデンの方が臆病に思います。ちょっとした音でびっくりさせてしまうことが多いです。ですが、おっとりしていて、ジャンガリアンより動きがゆったりとしています。
ジャンガリアンの方が主張が強いです。ごはんが足りないと、餌皿をかじっておかわりをアピールします。また、やや噛み癖があります。
必要なケージのサイズ
生体の大きさに差があるよう、飼育に必要なケージのサイズにも差があります。特にゴールデンハムスターは大きなケージが必要で、飼育を予定されている部屋に入るか、確認いただくのがよいと思います。
ゴールデンハムスター | ジャンガリアンハムスター | |
床面積 | 60cm以上×40cm以上 | 40cm以上×30cm以上 |
高さ | 30cm以上 | 20cm以上 |
私が使用しているケージ | グラスハーモニー600 | グラスハーモニー450 |
私の場合はこの違いは大きく感じます。ケージの大きさの違いから、どうしてもケージが大きいゴールデンの方が大掃除が大変に感じます。ゴールデンに使用している600サイズのケージは重く、掃除の最には気を使うためです。
トイレの覚え方
どちらの種類のハムスターもトイレを覚えますが、個体差はあります。覚えないハムスター個体もいます。もしお迎えしたハムスターがどうしてもトイレを覚えなかったとしても、それはその子の習性ですので、受け入れてあげてくださいね。
ゴールデンハムスター
殆どのゴールデンハムスターはトイレを覚えてくれます。
ジャンガリアンハムスター
手間がかかる場合がありますが、トイレを覚えることはできるとされています。割合でいうと半々くらいだそうです。
我が家の場合
結果的にはどちらもトイレを覚えてくれましたが、ジャンガリアンの方がしつけに手間がかかりました。
ゴールデンの方は、お迎えした数日間は、トイレを置いていない場所にもおしっこをしてしまっていましたが、トイレの場所を見直し、おしっこをする場所にトイレを置くだけで、ほぼ100%トイレでおしっこをしてくれるようになりました。
一方でジャンガリアンの方は、しつけが大変でした。セオリー通りにおしっこで汚れた床材をトイレに入れるのですが、なかなかおしっこの場所が定まらず、回し車の上なのでもおしっこをしてしまっていました。忍耐強く数週間しつけを繰り返したところ、やっとトイレでおしっこをしてくれるようになりました。
餌
毎日の必要な餌の量はゴールデンもジャンガリアンも体重の5%〜10%と言われております。もともとの体重が2倍以上も違うので、餌の量も2倍以上違います。ただし、個体差があります。餌の残し具合や巣箱内の貯蔵具合などをみて、この個体に合った量に調整してあげてくださいね。
我が家の場合
ゴールデンには1日に7g、ジャンガリアンには2.5〜3gのご飯を与えています。ペレットと野菜を6:4〜半々くらいの分量にしています。
また、食べ方も違いがあります。我が家では餌の時間はだいたい夕方6時頃なのですが、ゴールデンは与えてすぐは全く食べないです。朝覗くときれいに無くなっているので、夜中に食べているのだと思います。一方で、ジャンガリアンの方は与えてすぐにほとんど食べてしまいます。といいますか、餌の時間になると、音で分かるのか巣箱から出てきて、はやく食べたいアピールがすごいです(とてもかわいい)。ゴールデンはこのようなことはしません。
部屋んぽ
部屋んぽには賛成意見と反対意見があり、正解がありません。ですが、種類の違いとして見る場合は、縄張り意識の強いゴールデンハムスターの方が部屋んぽがより必要です。部屋んぽは運動不足解消の他に、自分の縄張りの偵察の意味があるためです。
我が家の場合
我が家の場合もゴールデンの方が部屋んぽ好きです。主張の少ないゴールデンですが、部屋んぽだけはアピールしてきます。毎日ではないのですが、部屋んぽの時間になると、ケージの扉を激しく舐め始めます。扉を開けると喜んで出てきます。一方でジャンガリアンの方は、あまり部屋んぽに興味が無いようです。もちろんケージから出してあげれば動き回るのですが、自分から出たいとアピールすることは無いです。
「ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターの違い!どっちがよい?飼いやすさは?」のまとめ
大きくまとめますと、ゴールデンは温厚でおっとり、ジャンガリアンは個性豊かな性格です。ただ、どちらのハムスターも個体差はあり、ショップで生体を選ぶときには、なかなか分からないものです。なので、最初の一匹は見た目で選んでもよいかと思います。ピンときた子とはきっと相性がよいはずです。大事に育ててあげてくださいね。
生体以外のところでは、ゴールデンのほうが大きいケージが必要です。このため、ケージを置く場所が必要ですし、掃除がやや大変です。この差は私には大きく感じました。
では、よいハムライフを!
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