ハムスターの活動時間と生活リズムの紹介

初めてハムスターを飼育した頃、昼間の間のハムスターはあまりに動かずに寝ているので私はとても驚きました。逆に夜中になると、こんどは回し車の音がカラカラ・・と、聞こえてきます。夜中はとっても元気です。

ハムスターは夜行性と頭では分かっておりましたが、実際に目の当たりにすると、「なるほど、こういうことか」と納得したものです。

この記事では、ハムスターは具体的に何時頃起きて何時頃寝るのか、我が家の場合の活動時間の具体例を紹介させていただこうと思います。合わせて飼い主側（私）のサイクルや、本来のハムスターの生態、日中と夜間のハムスターの違い等を紹介させてください。

これからハムスターを迎えるにあたって、ご自身の今の生活リズムと比較していただき、具体的なハムスターとの生活リズムのイメージを持って頂けると嬉しいです。

特にお子様が主になってハムスターのお世話をされることを予定されている場合、お子様が起きている間はハムスターはほぼ寝ていることになります。「ハムスターといっしょに遊ぶために飼育を始めたのに、こんなはずではなかった」といった不幸な結果にならないよう、ご検討頂ければと思います。

我が家のハムスターの活動時間

我が家では２匹のハムスターを飼育しております。ジャンガリアンハムスターとゴールデンハムスターです。それぞれの日々の活動を時間帯別で並べてみました。

下の表のよう、我が家のハムスターは、２匹とも活動始めるのは夜中21時から22時頃と遅い時間です。

時刻と飼い主がすること	ジャンガリアンハムスター	ゴールデンハムスター
６時前後 ケージ明るくなる	巣箱に戻って寝始める	巣箱に戻って寝始める
日中	ときどき目を覚まして毛づくろい等 巣箱から出てきておやつをねだる	ときどき目を覚まして毛づくろい等 あまり巣箱からは出てこない
１８時くらい 餌を与える、給水器の水交換 ケージを覆い暗くする	直ぐに餌を食べ始める	出てこない、寝ている （日中と同じ）
〜２１時くらい	日中と同じ	日中と同じ
２１時前後	活動開始 回し車の音が聞こえ始める	まだ寝てる（日中と同じ） もしくはゆっくりしている
２２時前後	活動中	活動開始 回し車の音がきこえ始める
２３時頃～ 消灯・ケージの覆いをとる	活動中	活動中 餌は夜中に食べている （朝になると無くなっている）

私が読んでいる飼育書には「ハムスターは夕方から活動を始める」と書いてあるのですが、我が家のハムスターの場合はもう少し遅めかもしれません。なので、部屋んぽなどハムスターと遊ぶことができるのは、寝る直前になっております。

なおこの２匹、微妙に活動の様子が異なります。この違いは種類の違いというより個体差のように思います。

ジャンガリアンの子は好奇心旺盛で活動的でして、ちょっと目を覚ますと巣から出てきてあたりを確認します。一方でゴールデンの方はやや警戒心が強くあまり動きまわらず、ちょっと目を覚ましただけでは巣箱から動こうとはしません。この違いが活動の様子にも現れているのだと思います。

飼い主の生活リズム（ハムスターのお世話）

飼い主側の飼育のリズムとして、毎日定期的におこなっているのは、餌と給水器の水交換です。これは18時前後に行っています。この時間はハムスターが寝ているので、起こさないよう、なるべく音を出さずに静かに交換するようにしています。

また、トイレ砂の汚れた所の交換は日に数回、気づき次第随時行っています。これも同じように起こさないよう静かに行っています。

トイレの掃除とトイレ砂全交換は数日に1回、これも夕刻頃に静かに行っています。

ケージ自体の大掃除を10日から2週間に一度、行っています。なるべくハムスターが起きたタイミングを狙っていますが、時にはハムスターを起こしてしまうこともあります。１時間ほどの作業なので、人間側の都合に合わせてもらっています。

このくらいのお世話が必要です。予め想定しておいて頂ければと思います。

ハムスターの本来の生態

一般的にハムスターは夜行性で一日に14時間ほど寝るのが普通です。また、日中は11分サイクルの短い眠りを繰り返しているそうです。

また夜間の運動量が多く、野生のハムスターは一晩に数十キロも走るそうです。

この生活サイクルが自然で、我が家のハムスターもこのサイクルで生活しています。

日中と夜中の動きの違い

ハムスターは日中も何度かは起きてきます。ペットショップでも日中動くハムスターをご覧になることでしょう。

ただ、ハムスターは日中の動きはゆっくりです。「寝ぼけている」が近い表現かもしれないです。

といいますのも、夜中は一転します。夜中の活動はとても激しいです。日中のハムスターからは信じれられないほど、夜中はせわしなくケージの中を走り廻ったり、ずっと回し車を廻していたりします。ペットショップでは見れない活発さなので、知らないとびっくりしていします。

うるさいからといって、回し車を撤去することはしないでください。前途のようハムスターは夜間に相当距離を走る生き物です。狭いケージの中で回し車が無いと、走ることができず、運動不足やストレスの原因になってしまいます。

画像は寝ているゴールデンのせんぱいです。撮影は夕方で寝ていましたが、寝ているこの姿にも癒やされています（笑）

「ハムスターの活動時間と生活リズムの紹介」のまとめ

ハムスターとの生活をイメージして頂きたかったのですが、如何だったでしょうか。

我が家のハムスターは早朝6時前後に寝て、夜9～10時頃に起きてきます。活動を始めた夜中のハムスターは日中からは想像できないほど機敏に動き廻ります。ハムスターと遊べるは夜10時頃です。これからハムスターを迎えられる方の参考になれば幸いです。

では、よいハムライフを！